Q1 神がいるなら見せてくれませんか?

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 多くの方は、神様のご存在について考えるとき、このように思わ

 

れるかもしれません。

 

 ことわざにも「百聞は一見にしかず」とある通りだということで

 

しょう。

  

 しかし、もし仮に、罪を持った人間が、きよい神様を直接見る

 

のであれば、大変なことになってしまいます。

 

 

 「あなたは わたしの顔を見ることはできない。

 

 人はわたしを見て、なお 生きていることは

 

 できないからである。」

 

        (聖書 出エジプト3320)

 

  

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 このように聞くと、ある方は、「存在しないものを、あえて

 

信じさせるような、宗教特有のごまかしではないか…?」と思

 

われるかもしれません。

 

 けれども、聖書には、

 

 

「神の、目に見えない性質、すなわち

 

 神の永遠のカと 神性は、

 

 世界が創造されたときから被造物を通して

 

 知られ、はっきりと認められるので、彼らに

 

 弁解の余地はありません。」

 

     (聖書 ローマ120)

 

 

 

と、人の目に見えない神様の存在を、被造物(様によって

 

造られた)によって、はっきりと認めることができると書か

 

れているのです。

 

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 あなたは、この世の中に「電気・電波・紫外線・赤外線・X線・

 

気・風・・・」また「愛や憎しみ・人格・能力・・・」こういっ

 

たものが、実在しない 信じておられるでしょうか?

 

  もちろん、そうではなく、それらが存在すると知っておられると

 

思います。

 

 

 

 

   たとえば、電気は電気が通ったことで蛍光灯が光ったり、冷蔵庫

 

が作動したりすることによってその存在を知るのです。

 

 風は、草木がなびくことによって、愛は犠牲の大きさによって、

 

能力は、成された仕事やテストの結果などによって知るのです。

 

 電気は見えないから存在しないと信じ、蛍光灯が光り出すと

 

「怪奇現象だ!」と言ったりする人は、いないことでしょう。

 

 

 

 また、愛や心といったものも「見えないから、そんなものは

 

ない!」という人がいれば、逆に皆さんは、それを否定するこ

 

とでしょう。

 

 

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 これらの事柄から言えることは、「人の目で見えるか見えないか

 

で、そのものが、存在するかどうかを決めてはならない。」という

 

ことです。

 

 また、私たちが、自分の目の見えるところで判断することは、

 

合っていることもあれば、間違っていることもあります。

 

 人は、目で錯覚することも、事実としてあり得るのです。  

  

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 ですから、神様についても同様に、「見えないから・・・。」と

 

いうだけで、存在の有無は決まりません。

 

 神様はご自身のご存在について、

 

被造物を通して知られ、はっきりと認められる

 

と語っておられます。

 

 それでは、被造物とはどんなものでしょうか?

 

 それは大宇宙であり、小宇宙といわれる人体であり、自然界の

 

秩序です。

 

 神様がお造りになったこれらのものと人間が作ったものとを比

 

較すると、違いが分かり易いと思います。

 

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 たとえば、時計でいえば、そのものは地球が太陽の周りを回る

 

正確さの模倣です。

 

 また、あらゆる意味でロボットは、人体の模倣なのです。

 

 しかしその規模や精度において本物には及びもつかないのが現

 

実です。

 

 止まらず狂わない時計はなく、自由に考える精神を持って行動

 

し、子孫を残すロボットはこの世にはないからです。

 

 このように、人間の技術では到底作ることができないものがこの

 

世に存在することは、人間以上の能力を持った方がおられる証拠と

 

言えます。

 

 

 

 そして、その方を「創造者」とか「神」とお呼びするのです。

 

 神様は、ご存在されます。

 

 ですから、先ほど神様について「お見せできない。」と申しまし

 

たのは、電気をお見せできないことと同じ理由であるのです。

 

 

 

 

  また、宇宙・自然界・人体のような、造られたものを前に、

 

その設計者・創造者がいないということは、言い難いことではない

 

でしょうか。 

 

 聖書には、

 

 

「神の、目に見えない性質、~は、

 

~世界が創造されたときから 被造物を通して知られ、

 

はっきりと認められるので、

 

彼ら(神様の存在を否定する者)に弁解の余地は

 

ありません。

 

       (聖書 ローマ120) 

 

 

と記しています。

 

 

 

 たとい、人が神様を見ることができなくても、神様がおられる

 

ことは事実です。

 

 そして、神様の人間に対する愛と警告を無視することは、あなた

 

にとって永遠の損失です。 

 

 ぜひ、この世界を造られた神様がおられることを

 

知って下さいますように。

 

 

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