§「〇活から考える」2

〇確かな備え

 

 

 

 聖書は、永遠のいのちと死後の世界に

 

ついて語っています。

 

 まず、『聖書』は、この世界を造られ

 

た本当の神様のご存在をはっきりと述べ

 

ております。

 

 この世界は、「造り主なしに偶然でき

 

たもの」なのか、「造り主が造られた」

 

のか、のどちらかしかありません。

 

 

 私たちが、人体や宇宙の複雑で精巧な

 

仕組みについて真剣に考えるならば、造

 

り主なる神様のご存在は明らかです。

 

 

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しかし、人間は、この本当の神様を忘

 

れ、自らの手で、神と呼ばれるものを造

 

り、それを拝むようになりました。

 

 また、その他にも、嘘や悪口・ねたみ

 

・不正などの罪を行っています。

 

 聖く正しいまことの神様は、私たちの

 

心の中の思いも全てご存知です。

  

 

人はうわべを見るが、

 

主(神様)は  心を見る。』

 

  (聖書 Ⅰサムエル16章7節)

 

  

 ですから、全ての人間は、自分の罪の

 

めに、死後にさばきを受けなければな

 

らないと聖書は警告しているのです。

 

 もし、このまま死んでしまうなら、全

 

ての人間は、さばきを受け、地獄に行か

 

なければならないのです。

 

 ところが、神様は、罪人である私たち

 

人間でさえも愛し、救いの道を用意して

 

下さいました。

 

 神の御子である主イエス・キリスト

 

が、人として、この世に来られ、十字

 

架にかかって下さったのです。

 

 主イエス様は、十字架の上で、私た

 

ちの全ての罪を背負い、身代わりに罰

 

を受けて下さいました。

 

 イエス様は十字架にかかってしなれ

 

たのです。

 

 そして、死後三日目に、主イエス・

 

キリストは、よみがえって下さい

 

ました。

 

 このお方を、まことの神、自分の救

 

い主として信じる者は、罪がゆるさ

 

れ、永遠の天国に入れるいのちを持つ

 

ことができるのです。

 

 

 

〇よみがえりは事実か?

 

 

 

 よみがえりと聞くと、「キリスト教も

 

他の宗教と同じような作り話ではない

 

か・・・。」と思われるかもしれ

 

ません。

 

 確かに、信じがたいことだと思われる

 

のは、当然です。

 

 しかし、イエス・キリストの復活は、

 

最もよく検証され、証明されているもの

 

の一つなのです。

 

 

イエス・キリストは処刑された後、そ

 

の日のうちに墓(当時の埋葬の仕方

 

は、死体に香料を塗り、包帯でぐる

 

る巻きにした後、そのままの姿で洞

 

などを利用した墓に安置して大きな

 

丸い石で入り口をふさぐものでした)

 

に入れられて、ローマ帝国の番兵がそ

 

の墓の見張りをしていました。

 

 ところが、死後三日後の日曜日の朝

 

に、番兵は逃げ出し、墓は空になった

 

のです。

 

 また、その直後からイエス・キリス

 

トの弟子たちは、「キリストはよみが

 

えった。私たちは、その証人です。」

 

と語り始めました。

 

 しかもそれを、イエス・キリストを

 

殺した者たちがいるエルサレムという

 

町の中心で語ったのです。

 

 

 その結果、キリストの主要な弟子た

 

ち11人のうち、10人が殺されてし

まったのです。

 

 弟子たちは、人づてに聞いた事を鵜

 

呑みにしたのではなく、「復活したキ

 

リストを私は見た。触った。話しをし

 

た。」と語ったのです。

 

 

 彼らは、自分のこの目で見たと証言

 

したために殺されたのです。

 

 なぜ、彼らは、死を恐れず、キリス

 

トを宣べ伝えることができたの

 

でしょうか?

 

 

◆もし、弟子たちが、「キリストの死体

 

 を盗んいた」としたら、キリストが

 

 復活していなかったことを弟子たちは

 

 知っていたことになります。

 

 そうであるならば、嘘だと分かりきっ

 

 ている事のために、弟子たちが命を投

 

 げ捨てたということになります。

 

 

◆また、「イエス・キリストを謀殺した

 

 者たちが、死体を持っていった可能

 

 性」もありません。

 

 もしそうならば、弟子たちが、キリス

 

 トは復活したと語った時に、その死体

 

 を見せつければ、復活の話は全て終わ

 

 ってしまいます。

 

 しかし彼らは、弟子たちを脅し迫害す

 

 ることしかできませんでした。

 

 

◆また、「関係のない第三者が盗んでい

 

 った」いうこともありえません。ロ

 

 ーマ兵が守っている死体を盗み出すと

 

 いうことは、至難の業であり、また、

 

 当時の世界を支配していたローマ帝

 

 に対する反逆とみなされ、死が宣告

 

  されるのです。

 

 唯一、納得できる答えは、弟子たちが

 

命を懸けて伝えたように「本当にイエス

 

・キリストは復活した」ということ

 

です。

 

 

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 キリスト信仰を持たない歴史学者であ

 

っても、「なぜ、世界中にキリスト信仰

 

が広まり教会ができていったのか」とい

 

う歴史的な事実に対し、キリストの復活

 

抜きでは説明をすることが不可能な

 

です。

 

 

 この歴史的事実である復活に基づい

 

て、弟子たちは、十字架の救い、すなわ

 

ち、「主イエス様が私たちの罪の身代わ

 

りとなって死なれ、よみがえられたこ

 

と。このことを信じることこそが、人間

 

に与えられている唯一の救いの道なの

 

だ」と宣べ伝えることができたのです。

 

 

 

『この方(キリスト)以外にはだれによ

 

っても救いはありません。

 

 天の下でこの御名のほかに、私たちが

 

救われるべき名は人間に与えられてい

 

ないからです。』

 

     (聖書 使徒4章12節)

 

 

『御子(キリスト)を信じる者は永遠の

 

いのちを持っている』

 

     (聖書 ヨハネ3章36節)

 

 

 

 私たちは、限りある時間しか与えられ

 

ていません。

 

 その先に待っている死後の永遠につい

 

て、ぜひとも真剣に考えられ、このイエ

 

ス・キリストの十字架を信じ、永遠のい

 

のちを得、死後の備えをされますよう、

 

皆さまに心からお勧めいたします。

 

 

 

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